前回は肩こりの原因の筋肉について紹介いたしました。

前回の記事はこちらからhttps://www.studio-nano.com/blog/2020/04/_nano_95.php

今月は『肩こりの改善』をテーマにお送りします。

前回も肩こりの要因、主に後頭下筋群についてご紹介いたしましたが

そもそも筋肉が凝る状態とはどのような事が起きているかご存知でしょうか？

硬くなっている、血流が悪くなっているなどいろいろな言われ方がありますが

それは結果的にそうなってしまっています。

凝っている状態とは実は筋肉が動かなくなって

密度が高くなりすぎてしまっている状態なのです。

筋肉はミオシンとアクチンという繊維で構成されており、これらは筋原繊維と言います。

それらが束になっているものを筋繊維といい、さらにその筋繊維が束になったものがやっと

筋肉として成り立っています。

ミオシンとアクチンはこの様になっています。

写真の様に筋肉の構造は段差のようなものになっています。

筋肉が収縮することによってこの段差の密度が高くなり、結果的に

硬くなるということです。

なので筋肉が硬くなりということは縮んでいる状態が過度に続いていますので

ほぐすと凝りがとれて楽になるということです。

少し難しい話が続いてしまいましたが、この構造を理解しなくても知っておくだけで

何をすれば治るかがわかりやすくなります。

次回は早速凝っているかどうかのチェック方法をご紹介しますので

ご自身の体で試してみて肩こりがどれくらいあるのかを確認してみてください。

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